いけす1号の残存数調査結果 9/7時点

いけす1号の車海老の残存数確認の調査を行いました。やり方は、1平米の枠をおいて、いけす内を一定間隔で16カ所、昼の時間は砂に潜っているので枠内の砂の中の海老を水中に潜って数えます。16か所で228尾いたので、今度は16で割って1平米あたりの平均数を出します。いけす1号は、6600平米あるので、6600でかけると、94050尾いる計算になります。例年だと歩留り5~6割程度で50000匹程度、昨年は大不作だったので2万匹でした。今年は例年に比べても残存数が異常多く、歩留りが9割近くあります。おそらく今年から始めた環境改善のバイオや、昨年まではいけすに潜っての掃除が週1程度でしたが、今年は2日1回のこまめな掃除を行っている事も影響しているかもしれません。また、今年は例年だと夏出荷用のいけす2号も冬エビ用に養殖していて、こちらは14000平米で歩留まりがいけす1号と同程度なら20万匹ほどいる可能性があります。例年の冬エビの生産量比で6倍近くになりますが、歩留りがよすぎると、いけす内の海老が密集しすぎて成長が遅くなるため、まだ小さいので安いですが、今月から市場向けに2割程度間引き出荷する必要があります。気温が高く個人向けの梱包出荷でどの程度生きているかを確認次第、状態が良ければ個人向けにも販売するかもしれません。